遮熱塗料は色により日射反射率が大きく変わってくることは周知の事実ですが、反射率ではなく温度でどのくらい変わってくるか実際に当社の遮熱塗料(Titan Cool Hybrid)で実験してみました。

1.実施日時:2014年11月7日 10:15~14:27

2.場所:東京都内

3.外気温:19.3℃(10時から15時までの平均・気象庁データ)

4.テストした色:ホワイト、レモン、ダークグレーの3種類

5.結果は以下の通り。(左:ダークグレー、中央:レモン、右:ホワイト)

遮熱塗料・断熱塗料の色による反射率測定

この時期にしては割と天気がよかったのでやってみました。実験中の平均気温は20℃以下とあまりあがりませんでしたが、この気温でもわずか4時間足らずでこんなに差が出るものです。

遮熱塗料・断熱塗料の色による反射率測定結果1

最大差は13時24分のときで、ホワイト30.5℃、レモン34.5℃、ダークグレー46.5℃でホワイトとダークグレーの差は16℃になりました。ホワイトを基準にレモンとダークグレーの比率を見てみると次のようになります。

平均:ホワイト 1.0 ⇒レモン 1.05 ダークグレー 1.25

遮熱塗料・断熱塗料の色による反射率測定結果2

やはり効果だけを考えると濃い色は不利ですね。日本人は歴史的、文化的、実用的な背景から瓦の文化が浸透してきました。最近の一般住宅では瓦を使用することはほとんどないと思いますが、屋根は重みのある、また汚れが目立たない濃い色を使うという意識はまだまだ根強いものがあるようです。しかし、本当に少しでもエネルギーの消費を抑え、地球温暖化防止や地球環境保護を考えるなら薄い色の使用をもっと進めるべきべきだと改めて痛感しました。